今日はイタリア語で「私は元気です」のメールの書き方と、返事の仕方を勉強しましょう!


「久しぶり、元気?」って来たんだけど、どんな風に返したらいいかわからないよ~
実際に初めてイタリア語でメールを書く時、会話文と同じ書き方でいいのか迷ってしまいがち。
今回は、イタリア語のメールで「私は元気です」と書く書き方を、会話のような例文付きで分かりやすく解説していきます!
返事の仕方もシチュエーション別に、使えるフレーズの形にしてご紹介していきますよ♪
では、早速やっていきましょう!
Contents
イタリア語で”私は元気です”メールでの書き方は?

メールを書くとき「私は元気です」と相手に伝えると、メール相手に「元気なんだ、よかった」と安心できますよね。
イタリア語のメールでもこの感覚は同じです。
イタリア語でメールを書くときに、「私は元気です」と伝えたいときは
「Sto bene(スト ベーネ)」と書いてみましょう。
英語で「I’m fine.」に近い意味になります。
ですが、いきなり「私は元気です」と書き出すのは違和感がありますよね?

それでは「こんにちは、元気です」のメールの書き出し方を見てみましょう♪
メールの書き出しは「こんにちは、元気です」
Ciao, sto bene.(チャーオ、スト ベーネ):「こんにちは、私は元気です。」


でも「こんにちは」を表せる表現はもう一つあったよね♪
それでは、まずはこんにちはの表現をおさらいしましょう。
- Ciao!(チャーオ!):「こんにちは」
- Buongiorno(ブォンジョールノ):「こんにちは」
これを「元気です」のフレーズと合わせてみると…
- Ciao, sto bene.(チャーオ、スト ベーネ):「こんにちは、私は元気です。」
- Buongiorno, sto bene.(ブォンジョールノ、スト ベーネ):「こんにちは、私は元気です。」

元気ですか?私は元気です

こんにちは!お元気ですか?私は元気です。
Ciao! Come stai? Io sto bene.
(チャオ!コメ スタイ?イオ スト ベーネ)
↓丁寧な言い方も紹介↓
Buongiorno! Come sta? Io sto bene.
(ボンジョルノ!コメ スタ?イオ スト ベーネ)
ほんの少し表現を変えるだけで、目上の人にも失礼のない丁寧な言い方をすることができます。
イタリア語のメールの返信で”私は元気です”の書き方は?

ここからなるちゃんが困っていた「私は元気です」の返信の書き方をご紹介いたします。
相手から来た内容によって返信の仕方って異なりますよね。
基本的には「Sto bene(スト ベーネ)」でOK!
この基本フレーズを他の表現と合わせて言うことで、色々な言い方ができます♪
メールだけじゃなく、会話でも使える言い方なのでここで覚えておけば完璧!
そのまま使えるフレーズをポイントも押さえてみていきましょう♪
はい、私は元気です
Sì, sto bene.(シー、スト ベーネ):「はい、私は元気です。」
Sìは英語でYesという意味なので、日本語では「はい」になります。
「i」にアクセント記号が付いているので強調して、「シー」と伸ばす感じで読みましょう!
それでは、元気?とメールで聞かれたときの場合の例文をご紹介します。

Per Naru.(ペル ナル)
:なるちゃんへ
Ciao.(チャーオ)
:こんにちは
Sì, sto bene, grazie.(シー、スト ベーネ、グラッツェ)
:うん、私は元気だよ、ありがとう。
イタリア語でいいえは?
英語のYesをイタリア語でSìだと分かったところでセットで覚えておきたいものがあります。
反対の意味を持つNoです!
実は、イタリア語も「No」と単語が一緒で、読み方も「ノ」なので英語と似ていますよね。
- Sì(シー)(=Yes):「はい」
- No(ノ)(=No):「いいえ」

良かった!私も元気です


でも基本的な言い方は一緒だよ♪
Sto bene anch’io.(スト ベーネ アンキーオ):「私も元気です。」
Anch’ioは英語でme too、私もという意味で使われるイタリア語です。
基本的なsto beneの後にも置く方がネイティブっぽいですよ♪

私も元気の前に「良かった!」という言葉を入れると相手のことも気遣えるとっても素敵な表現になりますよね。
「良かった!私も元気だよ!」と伝えたいときはこんな表現があります♪
- Sono contento(ソーノ コンテント):私は嬉しいです。よかった。
- Bene(ベーネ):よかった。

Bene, sto bene anch’io.
(ベーネ、スト ベーネ アンキーオ)
「よかった。私も元気だよ!」

これは、問題ないんです♪
イタリア人は実際にbeneをすっごく使っています。
イタリア語のbeneはかなり幅広く使える便利な言葉。
英語に訳してみても「good」「fine」「well」など似ているようで違う意味を含めた意味があるのでbeneを覚えていればとりあえずOKという感じですね♪
久しぶり!元気です!
- Quanto tempo!(クアント テンポ):久しぶり!
- Le scrivo dopo tanto tempo(レ スクリーヴォ ドポ タント テンポ):お久しぶりです
- È da tanto tempo che non ci vediamo(エ ダ タント テンポ ケ ノン チ ヴェディアーモ):お久しぶりです。
- Mi scusi se Le scrivo dopo un lungo silenzio:ご無沙汰しておりすいません。
友人など親しい間柄で使う、カジュアルな場合はQuanto tempoが良く使われている表現になります。
2つ目、3つ目はQuanto tempoよりもフォーマルな言い方なのでビジネスメールとしても使えますよ♪
4つ目の表現は、久しぶりに連絡を取る相手に対して、謝罪の気持ちも混ざっている「久しぶり」の言い方です。
使い方と例文
それでは、一番カジュアルな言い方で例文をご紹介いたします。

Per Sayo.
(ペル サヨ)
:さよちゃんへ
Ciao!
(チャーオ)
:やっほー!
Quanto tempo!
(クアント テンポ)
:久しぶりだね!
Sto bene.
(スト ベーネ)
:私は元気だよ。
二人とも元気です
Entrambi stanno bene.(エントランビ スタンノ ベーネ):二人とも元気です。
entrambiは英語のbothを表す表現ですが、二人ともお元気ですか?という答えはbene,grazie.で簡潔な形でもOK!
stannoは「ある」という状態を意味する原形:stareの複数形を表す動詞で、「私」を表すstoと仲間です。
そして、良いという意味のbeneを付ければ「二人とも元気です」の意味になる文が完成します♪
結婚して夫婦になったり、自分と友達のことを聞かれたりなど、自分以外の人のことも含めて伝えられる表現なので覚えておきましょう。
かなり元気です
- Molto bene.(モルトベーネ):「かなり元気です。」
- Benissimo.(ベニッシモ):「超元気です。」
めちゃくちゃ元気な時、かなり調子がいい時はこの表現を使ってみましょう♪
一つずつどんな単語が使われているのかをご紹介いたします。
molto(=very)ですが、かなり元気ですという英語だとI’m pretty good.が一番意味として近いですね。
benissimoは今までたくさん出てきているbeneの最上級です。
イタリア語では最上級の表現の一つに、「形容詞+ “-ssimo” 」があります。
bene「良い」という形容詞にssimoが付いているので、とても良いという意味にすることができるんです♪
イタリア語で”あなたは元気ですか?”と相手に尋ねる書き方は?



「元気ですか?」っていう書き方をちゃんと紹介するよ!
今まで見てきた答え方をするためには「調子どう?/元気?」という質問がありますよね。
イタリア語で基本的な表現で挨拶の一部です♪
主にこの3種類が使われています。
- Come stai?(コーメ スタイ?):元気?
- Come va?(コーメ ヴァ?):調子どう?
- Come sta?(コーメ スタ?):調子はいかがですか?

この3つ、カジュアルとフォーマルな言い方で使い分けが必要です!
詳しく説明していきますので、早速見てみましょう♪
カジュアルな言い方とビジネスシーンで使い分け!
先ほどご紹介した相手の調子を伺う3つの聞く表現には使い方に注意が必要です。
間違った聞き方で目上の人に使ってしまうと、失礼になってしまいますよね。
実際の使い方を例文で分かりやすく説明していきますよ♪

今回の総まとめで今まで紹介してきたフレーズを使ってメールのやり取り風に紹介するよ♪
「あなたは元気ですか?」カジュアルな言い方は?
まずは、気軽に話せる親しい相手に使う表現からご紹介いたします。
- Come stai?(コーメ スタイ?)
- Come va?(コーメ ヴァ?)
この2つは「元気?」とほぼ同じ意味を持っている表現で、カジュアルな表現♪
実はこの二つにもちょっとカジュアルとフォーマルな関係があるんです。
Come va?の聞き方はCome stai?よりもっとカジュアルなイメージ。
さらに、意味として「元気?」のほかにも「最近どう?」など近況を聞くのにもこちらが使われたりしています。
それでは、カジュアルな表現のメールのやり取りを見てみましょう!

Per Naru.
(ペル ナル)
:なるちゃんへ
Ciao, sto bene.
(チャーオ スト ベーネ)
:やっほー、私は元気だよ。
Come va?
(コーメ ヴァ?)
:調子はどう?

Per Sayo.
(ペル サヨ)
:さよちゃんへ」
Ciao, benissimo,grazie!
(チャーオ ベニッシモ グラッツェ)
:やっほー、めちゃくちゃ元気だよ、ありがとう!
「あなたは元気ですか?」フォーマルな言い方は?
次に、ビジネスシーンや目上の人に対して使う言い方をご紹介いたします。
残りの一つ、Come sta?が前述の二つよりも丁寧な言い方です。
さらに、「こんにちは」もCiaoではカジュアルで失礼になってしまうので、Buongiornoを使って表現してください♪
それでは、フォーマルなフレーズの会話文をさよちゃんが目上の人という設定で例文をご紹介いたします。

Egregia Sayo.
(エグレーヒア サヨ)
:さよ様
Buongiorno, sto bene.
(ブォンジョールノ、スト ベーネ)
:こんにちは、私は元気です。
Come sta?
(コーメ スタ?)
:お元気ですか?」

Cara Naru.
(カーラ ナル)
:なるへ
Molto bene, grazie.
(モルト ベーネ グラッツィエ)
:とても元気だよ、ありがとう
これでイタリア語の先生からのメールも、友達とイタリア語でメッセージするときも安心ですね!
メールを書くときにとても大切な、メールの書き出しと末尾の書き方と合わせてマスターすれば、完璧ですね!
まとめ

イタリア語のメールで「私は元気です」の書き方と返事の仕方のフレーズをいくつかご紹介いたしました♪
実際のメールのような例文を真似て使えるので、メールの「私は元気です」の書き方に困っている人にはピッタリでしたよね。

イタリア語のメールの書き方はもう完璧!

最後までご覧頂きありがとうございました。